心筋梗塞の合併症

 

心筋梗塞になってしまったらどうしようと、痛みについて心配しているお年寄りも多いでしょうね。経験者によると、相当痛いらしいですから。

 

痛くなる場所は、胸のほぼ中心に起こることが多いです。また、他のケースで、胸の左側であったり、胸の広い範囲全体であったり、胸の右側であったりします他にも、みぞおちに痛みを感じたり、違った場所ですと、肩、腕、あごが痛くなったりするケースもあります。心筋梗塞の痛みはとても激しいものですから、なったことがあるお年寄りなど、「死んでしまうのではないか」と思った人が多いそうです。それくらい怖い病気なのです。

 

それから心筋梗塞の症状として汗が出たり、意識がもうろうとして、時に失神したりケースもあります。また、太い血管が詰まって梗塞が起きた場合は、急死するケースもあります。若い人は胸に痛みを訴える人が多い中、お年寄りは、胸の痛みではなく、息切れや吐き気を訴える場合もあります。糖尿病を患っている方やお年寄りは心筋梗塞の痛みがないケースもあるそうです。ですから、心筋梗塞はすべて胸に激痛が走るわけではないと言うことですから、少しでもおかしなところがあれば、診察に行くことが肝心です。

 

心筋梗塞の合併症で心原性ショックと呼ばれている病気があります。この病気は心臓に異常があって体の組織へ血液が流れなくなった場合、血圧がひどく低下し、意識がなくなるというものです。これはお年寄りでなくても、とても危険な状態であると言えます。